今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)に何か劇的な展開を探ろうとするなら、FOMC後の声明にそれを求めてはならない。そもそも、利上げはほぼ確実視されている。注目すべきはトランプ次期大統領のツイッターへの投稿だ。

  トランプ氏は選挙活動でイエレン連邦準備制度理事会(FRB)議長を厳しく批判。14日予想される利上げ発表への次期大統領の反応は、2018年1月末まで続くイエレン議長の任期中に次期政権が圧力をかけようとするのか、その場合はどの程度の圧力になるかを示唆するかもしれない。

  FRB元副議長のドナルド・コーン氏は「注目すべき重要な点だ」と言明。「次期政権から公式なコメントがなければ、金融当局の政策策定およびそれに関する国民認識への一助となる。金融当局が短期的な政治圧力に左右されないという認識を強めるものだからだ。その認識が損なわれれば、間違った方向に向かうだろう」と付け加えた。

  米政府はオバマ大統領、ブッシュ前大統領、クリントン元大統領と3政権連続で、米金融当局の決定に公式コメントを出すことは控えてきた。だが、選挙戦で当局を批判してきたトランプ氏の下では、変化が起きるかもしれない。

大統領選の選挙活動中に米金融当局を批判
大統領選の選挙活動中に米金融当局を批判
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原題:Tweeter-in-Chief Trump Faces Test After Yellen’s Rate Decision(抜粋)

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