マイクロソフトは13日、自社の基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」およびアップルやグーグルのOS向けに翻訳アプリをリリースすると発表した。大手テクノロジー企業は人工知能(AI)分野で主導権争いを繰り広げており、今回もその一例だ。

  今回の翻訳アプリは、マイクロソフトが2014年に披露した「スカイプ」向け翻訳サービスに続くもので、話し言葉9言語と書き言葉50言語に翻訳対応可能だと、研究担当幹部のリリ・チェン氏がサンフランシスコのイベントで説明した。同アプリは音声認識や機械翻訳などAI技術を活用している。

  同社は、デジタルアシスタント「コルタナ」を自社製品に組み込みたい端末メーカー向けのソフトウエア・ツールキットも発表。同キットは来年利用可能となる。アルファベット傘下のグーグルは最近、AIデジタルアシスタントを社外開発者に公開しており、アマゾン・ドット・コムやアップルも同様の動きを取っている。

  マイクロソフトは、ウェブサイト開発者がサイトの「よくある質問(FAQ)」欄を、質問に回答可能なボットに交換できる「QNAボット」も発表。また、同社がチャットアプリ「Kik(キック)」向けに先週公開したチャットボット「Zo」の米国でのユーザー数が11万人に上ることも明らかにした。

原題:Microsoft to Release Translator App in AI Race Against Google(抜粋)

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