格付け会社ムーディーズ・ジャパン はソニーの発行体格付けを投資適格となる「Baa3」 に引き上げたと発表した。見通しは安定的。ソニーが投資適格となるのは約3年ぶり。

  発表によると、引き上げは財務水準が構造改革によって大きく回復し、ゲーム事業が順調であることによって収益基盤の安定性が高まったことが理由。ムーディーズは、一時的要因を除けば「営業利益がさらに改善するだろう」と予測している。

  平井一夫社長は2012年の社長就任以降、携帯電話やテレビ事業で構造改革を進めており、前期(16年3月期)は純損益が3期ぶりの黒字となった。赤字事業の処理に一定のめどがつき、成長を目指す段階に入った。ゲームや画像センサーを成長の核と位置付けている。

  ムーディーズは14年1月、ソニーの格付けをジャンク級(投機的格付け)に引き下げていた。

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