トランプ氏が批判すべきアジア通貨は元でなく台湾ドル-エコノミスト

  • 貿易黒字の対GDP比率では台湾が中国の6倍強
  • 「為替操作国」の根拠は台湾の方が強い-外交問題評議会の研究員

トランプ次期米大統領は中国が米中貿易で不当な利益を得ていると批判、就任後直ちに為替操作国に認定すると脅しをかけた。しかしエコノミストは、トランプ氏が今月に入って急接近した台湾の方が「為替操作国」としてのレッテルを貼られるのにふさわしいと指摘する。

  もちろん、対米でも、他の国・地域に対してでも、貿易黒字は中国の方が台湾をはるかに上回っている。しかし、貿易相手を有利な立場で利用しているかを判断するのにより良い指標とされる対GDP(国内総生産)比の黒字をみると、台湾が中国の6倍強だ。

  ニューヨークの外交問題評議会(CFR)の上級研究員、ブラッド・セッツァー氏は「為替操作国・地域に認定する根拠は中国よりも台湾の方がはるかに強い」と指摘した。

原題:Trump May Have Wrong Asian Currency in His Crosshairs(抜粋)

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