メキシコ料理チェーン、米チポトレ・メキシカン・グリルの創業者スティーブ・エルス氏が単独の最高経営責任者(CEO)となり、苦境にある同社の立て直しに着手する。同社は共同CEO体制を取りやめる。

  12日の発表資料によると、モンティ・モラン共同CEO(50)が直ちに退任、取締役会からも退いた。この結果エルス氏が単独のトップになる。モラン氏は来年、チポトレを退職する。

スティーブ・エルス氏
スティーブ・エルス氏
Photograph: Victor J. Blue/Bloomberg

  チポトレは2015年に一連の食中毒に見舞われ、その後もイメージ回復に苦戦した。先週には食品の安全性に集中したこともあって顧客サービスが悪化したと同社が説明し、投資家の懸念が再燃。こうした発言を受けて6日の株価は約8%下落した。

  チポトレの筆頭取締役ニール・フランズレイク氏は「会社が大きくなるにつれ業務は一層複雑になり、一貫性が薄れた。現在会社が置かれている状況を考慮すれば、スティーブが主導権を再び握るのが最善と取締役会は判断した」と説明している。

  エルス氏(51)は事業をより詳しく精査し、何年間にもわたって同社の成長を促してきた効率的なサービスモデルへの回帰を目指す。

原題:Chipotle’s Ells Retakes Sole CEO Role After Crisis Roils Chain(抜粋)

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