12日のニューヨーク外国為替市場ではドルが下落。今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合を控えて手じまい売りが出た。

  トロント・ドミニオン銀行によると、米大統領選挙後のドル上昇が一服し、トレーダーはドルの買い持ちを解消しており、短期的には売りが継続する可能性がある。ドルはブラジルや南アフリカ、メキシコなど資源輸出国通貨に対しても売られた。

  バークレイズの為替ストラテジスト、アンドレス・ジェイミー氏は「FOMCの決定が明らかになり、新大統領が就任するまで誰も動きたがらないようだ」と述べた。

  ニューヨーク時間午後5時現在、ドルは対円で0.3%下げて1ドル=115円02銭。ドルはユーロに対して0.7%安の1ユーロ=1.0635ドル。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.6%低下した。

  トロント・ドミニオン銀行の北米為替戦略責任者、マーク・マコーミック氏は「短期的には調整が続くとみている」と述べ、「ドルの上昇は明らかに行き過ぎていた」と続けた。

原題:Dollar Falls Most in Two Months as Traders Square Pre-Fed Bets(抜粋)

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