12日の欧州株式相場は下落。石油・ガス株が上げたものの、中国株が6カ月ぶり大幅安となったことや世界的な債券安を背景に、不動産株を中心に売りが優勢となった。

  指標のストックス欧州600指数は前週末比0.5%安の353.74で終了。先週は約2年ぶりの大きな上げを記録し、アナリストらが買われ過ぎと判断するテクニカル水準に達していた。石油・ガス株は2015年7月以来の高値を付けた。サウジアラビアが合意した水準以上の減産の用意があると示唆し、原油相場が上昇したことが手掛かり。

  シティ・オブ・ロンドン・マーケッツのトレーダー、マーカス・フーバー氏は電子メールで、「中国と香港の軟調地合いが広がりつつある強気なセンチメントに水を差した」とし、米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に「ここ数週間の急激な株高で、多くの市場関係者が利益確定に動く誘惑に駆られた」と語った。

  フランスやドイツ、英国の国債が下げたことを受け、債券の代替投資先とされる不動産株が大きな値下がりを演じた。原油高で、英イージージエットやドイツのルフトハンザ航空、IAGなどの航空株も売られた。この日の取引でストックス600指数を構成する業種別指数は3つを除き全て下げた。

原題:Real Estate Firms Drag Europe Stocks Down While Oil Shares Rise(抜粋)

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