12日の欧州債市場では、ドイツ国債の利回り曲線がスティープ化した。13、14両日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、原油価格が1年5カ月ぶりの高値まで上げたことを受け、債券売りが加速した。

  サウジアラビアが一段の減産の用意があると示唆したことを受け、ニューヨーク原油先物は3%余り値上がりした。物価上昇圧力が高まるとの見方が金融政策をめぐる見通しに影響を及ぼしている。ブルームバーグが米金利先物動向を基にした算出によれば、トレーダーらはFOMCが今週の会合で利上げする確率を100%とみている。3分の2は来年6月までの追加利上げを見込んでいる。

  バンク・オブ・モントリオールの金利取引部門のマネジングディレクター、クレイグ・コリンズ氏(ロンドン在勤)は「原油急伸が世界的な債券一段安の背景にある」とし、米当局の「0.25ポイント利上げは既に決まったも同然だ」と語った。

  ドイツ国債の2年物利回りと30年物利回りの格差は、終値ベースで2014年以降の最大に達した。ドイツ10年債利回りは前週末比4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の0.40%。同年限の英国債利回りも4bp上げて1.49%となった。

原題:Oil Rallies as Output Deal Weighs on Bonds; U.S. Stocks Mixed(抜粋)

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