ナイジェリアのカチク石油資源相は、石油輸出国機構(OPEC)にとって「理想的」な原油価格は1バレル=60ドルとの認識を示した。この水準を超えると、競合する米国からの供給が回復する恐れがあるためだとしている。

  同相はブルームバーグテレビジョンのインタビューで、OPEC加盟国および非加盟国は、原油価格の急落を止める必要があるとの「切迫感」を抱いており、12月10日の減産合意を確実に順守すると指摘。その上で、この合意は価格をやや押し上げるものの、米国のシェール業界を復活させるには至らないとの認識を示した。原油価格は現在1バレル=56ドル付近。

  カチク石油資源相は原油価格について「60ドルが理想的だと考えられる」とし、「60ドル台半ばを超えた水準でトレンドを形成し始めれば、極めて多くのシェール企業が市場に戻ってくる。シェール業界の技術は日々向上しており、生産コストは下がり続けている」と続けた。

原題:OPEC’s Ideal Price Is $60 to Avoid Shale Revival, Nigeria Says(抜粋)

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