米国のトランプ次期政権はすでに現代史で最も個人資産の多い人材から成る政権となりそうだが、ゴールドマン・サックス・グループのゲーリー・コーン社長が米国家経済会議(NEC)委員長に就けば、さらに裕福度がアップする。

  コールドマンのロイド・ブランクファイン最高経営責任者(CEO)の有力な後任候補と目されていたこともあるコーン氏は、トランプ政権のNEC委員長の最有力候補と見られている。ブルームバーグの集計データによれば、コーン氏が四半世紀余りのゴールドマン在籍を通じて集めた資産は2億6600万ドル(約307億円)相当。

  だがトランプ政権内ではコーン氏がトップクラスの富裕層というわけではない。すでにトランプ氏と同氏が発表した政権幹部の資産は120億ドルを超える。ブルームバーグ・ビリオネア指数によると、商務長官に就く予定の著名投資家ウィルバー・ロス氏の資産は29億ドル。教育長官に指名されたベッツィー・デボス氏の義父リチャード・デボス氏は米アムウェイの株式保有などで48億ドルを持つ。

  CKEレストランツのアンドルー・パズダーCEOは労働長官に就く。米プロレス団体WWEの共同創設者リンダ・マクマホン氏は中小企業局長に指名されたが、同氏と夫のビンス氏が持つ資産は少なくとも13億5000万ドル。

  ゴールドマンの広報担当者はコメントを控えた。トランプ氏のスポークスマンも今のところコメント要請に応じていない。

原題:Team Trump’s Wealth Tops $12 Billion as Cohn to Be Tapped (1)(抜粋)

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