米運輸当局は9日、タカタ製エアバッグのリコール(無料の回収・修理)作業を迅速化するための指令を発表した。

  当局は「修正同意指令」でタカタと自動車メーカー19社に対し、交換部品を早急に確保することや、最もリスクが高い自動車の部品交換を優先させることを義務付けた。また自動車メーカー各社はいつ十分な部品供給を受けたかを当局に証明する必要があるほか、消費者への通知の調整も求められる。指令の対象となったのはホンダ、トヨタ自動車、ゼネラル・モーターズ(GM)、テスラモーターズなど。

タカタのショールーム(都内)
タカタのショールーム(都内)
Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg

  最終的には車両4200万台のインフレーター(膨張装置)6900万個がリコールされる見込み。今回、新たに対象とされた車両のリコール期限は2021年7月。

  運輸省道路交通安全局(NHTSA)高官が記者団との電話会議で明らかにしたところでは、交換期限が既に定められているインフレーター4600万個のうち、リコールを終えたのは1250万個。NHTSAと自動車メーカーは数百の異なるモデルに技術面で対応し、リコール通知に応じない消費者への周知徹底に努めるなど全力を尽くしている。

原題:Speedier Recall Announced for Vehicles With Takata Air Bags (2)(抜粋)

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