12月5日から11日までの欧州中央銀行 (ECB)要人らの主な発言は次の通り(記事全文は発言者の氏名をクリックしてください)。

<12月11日>
ビルロワドガロー・フランス中銀総裁(仏紙レゼコーとのインタビューで):資産購入プログラムを2017年12月まで延長することでECBは市場と経済主体に視認性を与えた。米国債利回り上昇を欧州は部分的に吸収した。

<12月9日>
バシリアウスカス・リトアニア中銀総裁(首都ビリニュスでのインタビューで):(8日決定の政策は)最終的な数字を見る限り、テーパリングではない。何かサプライズがあるかもしれない2017年の末まで量的緩和を延長するのは極めて合理的だと私には思われる。

クーレ理事(ラジオ局「ヨーロッパ1」とのインタビューで):QEを延長する欧州中央銀行(ECB)の8日の決定には、それが永久に続くものではないという一種の警告が含まれている。長期金利はいずれ上昇すると、金融政策に頼らない成長の原動力を見つける必要がある。

リムシェービッチ・ラトビア中銀総裁(ラトビアTVとのインタビューで):ECBのQEの総額は約2兆2000億ユーロ」に達する見通しで、これはわれわれが昼夜を問わず紙幣を印刷していることを意味する。

ビルロワドガロー・フランス中銀総裁(ラジオ局BFMビジネスとのインタビューで):ECBは目標達成に向け必要な措置を講じている。月々の購入額を減らすのは進展の兆しがあるためだ。ただ2%のインフレ率目標がまだ視野に入らない限り、われわれは積極的な金融政策を続ける。

<12月8日>
ドラギ総裁(政策決定後の記者会見で):購入の期間延長はECBの市場におけるプレゼンスが持続することを意味し、従って中銀の景気刺激措置の効果浸透がより長く続くことになる。目的はインフレ率を2%弱の水準に遅滞なく戻すために必要な大量の金融緩和を継続させることだ。2019年に想定している平均1.7%のインフレ率はその目標に近いとは言えない。

ドラギ総裁(政策決定後の記者会見で):ECBのプレゼンスは長く市場にとどまるだろう。QEはある意味でオープンエンド、状況次第だ。

ドラギ総裁(政策決定後の記者会見で):金融政策についての今回の決定の意図は、並外れた金融緩和を継続するということだ。見通しが悪化、もしくは金融環境がインフレ回復の進展と相いれないものになった場合、プログラムの期間延長や規模拡大を実施する方針だ。

ドラギ総裁(政策決定後の記者会見で):テーパリングを望む政策委メンバーはいなかった。メンバーはECBが市場価格をゆがめることなく影響を持ち続ける ことを望んだ。月購入額の減額がテーパリングを意味しないことを徹底させたい。

<12月5日>
バイトマン独連銀総裁(ミュンヘンで講演):緩和的な金融政策で生じる時間的な余裕もせいぜい副作用であり、金融政策決定の目標とはなり得ない。ある金融政策の路線をどれだけ長く維持するかは、物価安定の保証に何が必要であるかによってのみ決定されるべきだ。

ビルロワドガロー仏中銀総裁(都内で開かれたパリ・ユーロプラス主催の金融フォーラムで):欧州で景気回復が進行中。

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