9日のニューヨーク金先物相場は続落し、2月以来の安値で終了した。米金融当局が利上げに向かっていることが重しになったほか、米国株が最高値を更新していることも逃避資産からの資金流出を促し、金連動型上場投資信託(ETF)を通じた保有量が減少した。

  HSBCセキュリティーズ(USA)のチーフ商品アナリスト、ジェームズ・スチール氏は「ドルの上昇や債券利回りの上昇、株式相場の堅調はリスク選好の兆候であり、これは金にとってマイナスだ」と指摘。利上げは「かなり可能性が高いようにみえる」と述べた。

  ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は前日比0.9%安の1オンス=1161.90ドルで終了。終値では2月以来の安値となった。週間ベースでは1.3%下げて、2015年11月以降で最長の5週連続下落。

  銀先物3月限は0.8%安の16.967ドル。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のプラチナ先物1月限は3.1%下げて915ドル。パラジウム先物3月限は0.5%下落の735.05ドル。

原題:Gold ‘Getting Hit From All Directions’ as Investors Flee Funds(抜粋)

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