朴槿恵大統領の弾劾訴追案、韓国国会が可決-友人の国政介入問題

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警察官が警戒する中、韓国の国会前で抗議する市民

Photographer: SeongJoon Cho/Bloomberg

韓国国会は9日、朴槿恵大統領の弾劾訴追案を可決した。同大統領が友人の国政介入を許した問題は、政界と企業の癒着に対する国民の怒りをかき立てた。

  朴大統領が同問題で初めて謝罪してから2カ月を経ずに、議員らは賛成234票、反対56票で訴追案を可決した。可決には定数300の国会で3分の2以上の賛成が必要だった。議事堂前に集まった数千人の市民は歓声を上げて採決結果を歓迎した。

  朴大統領は職権を停止され、黄教安首相が職務を代行する。朴大統領が自ら辞任する場合、大統領選が速やかに実施される可能性がある。辞任しなければ、憲法裁判所が180日以内に弾劾の合憲性を判断する。確定するには9人の判事のうち少なくとも6人が合憲と判断する必要がある。弾劾の確定で朴大統領が罷免されれば、60日以内に大統領選が行われる。
 

韓国の国会議事堂

Photographer: SeongJoon Cho/Bloomberg

  野党、国民の党の安哲秀前共同代表は国政を議論するための政府当局者と議員らから成るグループを発足させることを提唱した。

  朴大統領は訴追案可決後に「非公式の」閣議を開き、現在の「混乱」がうまく収拾されることを願っていると語った。

  韓国外国語大学のイ・ジェムク教授は「朴大統領が自身の党内で影響力を失うのは時間の問題だ。事態はこれから野党に有利な方に動くだろう」と話した。

原題:South Korea President Park Impeached Over Corruption Scandal (1)(抜粋)
South Korea President Park Impeached Over Corruption Scandal (2)(抜粋)
Korea’s Park Impeached as Protesters Vent Anger Over Corruption(抜粋)

(第4段落以下を追加します.)
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