世界の原油・天然ガスの探査向け投資が来年、12年ぶりの低水準に落ち込むとの見通しを、コンサルティング会社ウッド・マッケンジーが示した。エネルギー業界ではコスト削減が進み、北極圏などのよりコストのかかる地域での探査が控えられていると指摘する。

  ウッド・マッケンジーによれば、エネルギー会社による探査・試掘向け投資は来年、370億ドル(約4兆2300億円)と、2005年以来の低水準になる見通しだ。同社は投資が2018年に回復し始めると予想。来年は発見される原油・ガスのうち半分以上が深海探査によるものになるとみている。

  探査担当バイスプレジデントのアンドルー・レーサム氏は資料で「17年の探査について業界は、小規模化と効率化を進めるだろう。深海は探査にとって極めて重要だ。それはずっとそうであったし、変わらない」と説明した。

  原油価格下落を受け、米シェブロンは今週、原油探査などのプロジェクトへの投資を来年、約15%削減し198億ドルとする計画を発表。最もコストとリスクが高い複数のプロジェクトを中止する方針を示した。

原題:Oil, Gas Exploration Spend to Fall to 12-Year Low as Prices Bite(抜粋)

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