米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)の共同創業者で資産家のビル・グロース氏は、結婚31年目の妻から離婚を求められている。グロース夫妻は共同で慈善財団を運営しており、約8億ドル(約915億円)を寄付している。

  スー夫人は11月22日にロサンゼルスの州裁判所に提出した離婚申請書で、夫妻には「和解し難い不和」があると主張した。申請書にはそれ以上の詳細はなく、夫人は今のところ、夫妻の資産や債務の状況を把握していないと説明している。

  夫妻の結婚は1985年。グロース氏にとっては2回目の結婚だった。ブルームバーグの集計データによると、グロース氏(72)の資産は推定21億ドル。71年のPIMCO創設以降、同社の投資運用を率いてきたグロース氏は、他の幹部と対立し2014年に退社。現在は17億ドル規模の「ジャナス・グローバル・アンコンストレインド・ボンド・ファンド」を運用している。

  グロース氏の広報担当セス・ルボーブ氏は離婚申請に関してコメントを控えた。スー夫人のローラ・ワッサー弁護士に電子メールで取材を試みたが現時点で返答はない。

  カリフォルニア州法では、婚姻中に取得した全財産は夫婦共有財産と見なされる。婚前の取り決めに別の方法が明記されていない限り、この財産は均等に分配される。

原題:Pimco Co-Founder Bill Gross’s Wife of 31 Years Seeks Divorce (2)(抜粋)

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