イタリアの銀行ウニクレディトは、ポーランドのペカオ銀行の株式32.8%を国営保険会社のポシュラクネ・ザクラド・ウベスピクゼン(PZU)と国有ポーランド開発基金に106億ズロチ(約2930億円)で売却することに合意した。資本増強計画の一環。

ジャンピエール・ムスティエ最高経営責任者(CEO)
ジャンピエール・ムスティエ最高経営責任者(CEO)
Photographer: Antoine Antoniol/Bloomberg

  買い手2社の8日の発表によると、価格は1株当たり123ズロチ。これによりポーランド政府がペカオの筆頭株主になる。政府は事実上ペカオ株の約3分の1を保有し、監査役会と経営陣の人事を掌握する。

  7月に就任したジャンピエール・ムスティエ最高経営責任者(CEO)は13日に戦略見直しの結果を公表する。資産規模でイタリア最大の銀行であるウニクレディトは最新の欧州ストレステストで、システムにとって重要な銀行としての最低要件を辛うじてクリア。財務基盤強化のため資産売却のほか増資を検討している。

  ムスティエCEOは今週、国民投票での改憲否決とレンツィ首相の辞任によって方針を変えてはいないと発言した。

原題:UniCredit Sells Pekao Stake for $2.6 Billion to Lift Capital (1)(抜粋)

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