中国の輸出は11月に8カ月ぶりに増加した。人民元安が寄与した。輸入は2年ぶりの大幅な伸びとなった。

  税関総署が8日発表したドル建て貿易統計によれば、11月の輸出は前年同月比0.1%増。輸入は6.7%増。この結果、貿易黒字は446億ドル(5兆600億円)となった。ブルームバーグの調査では輸出は5%減、輸入は1.9%減が見込まれていた。

  キャピタル・エコノミクスのシンガポール在勤エコノミスト、ジュリアン・エバンスプリチャード氏は「今回の中国貿易統計が予想を上回る結果となったことは、世界的な需要増のほか、国内経済の勢いが引き続き強いことを反映している」と指摘。その上で「今回はポジティブサプライズとなったものの、中国の貿易の中期的見通しは依然として厳しい」と述べた。

  マッコーリー・セキュリティーズの中国経済担当責任者、胡偉俊氏(香港在勤)は「内需の回復が輸入を押し上げた」と指摘。輸出が増加に転じたことについては、「今年の世界経済の幅広い改善を反映している」と分析した。

  中国の最大の貿易相手国である米国への輸出は8.1%増加した。

  (更新前の記事で最終段落の対米輸出の増加率を訂正済みです)

原題:China Exports Snap Seven-Month Losing Streak as Imports Surge(抜粋)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE