米銀バンク・オブ・アメリカ(BofA)傘下のメリルリンチ・ウェルスマネジメント部門では、報酬カットを免れるためにアドバイザーらは年間最低1人の顧客を他の部門の銀行サービスに紹介する必要があったが、このノルマが来年から2人に増える。

  BofAの広報担当スーザン・マッケーブ氏は、ウェルスマネジメント部門のブローカーらに課されるノルマの人数が増えることを明らかにした。同氏によれば、新たなビジネスにつながったかどうかにかかわらず、アドバイザーらは紹介の対価としてクレジットを受け取るという。

  低金利と規制強化が利益を損なう状況で、銀行は富裕層顧客からの収入拡大に動いている。BofAのブライアン・モイニハン最高経営責任者(CEO)は同行のウェルスマネジメント部門について、内部で顧客を紹介する潜在力をごく表面的にしか活用していないと昨年の段階で述べていた。

  業界メディアのアドバイザーハブが6日伝えたところでは、顧客紹介の新たなノルマを達成できない場合、手数料収入が35万ドル(約3970万円)を下回るメリルリンチのブローカーは手取り額の1%、より上位のブローカーは繰り延べ報酬の同様の割合がそれぞれカットされる見通し。

原題:BofA Increases Referral Quota for Merrill Lynch Wealth Advisers(抜粋)

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