外為市場ではブラジル・レアル、南アフリカ共和国のランド、トルコ・リラが上昇し、新興市場通貨指数は4営業日連続の上昇となった。欧州中央銀行(ECB)が刺激策を延長し、輸出需要を押し上げるとの観測を背景に、新興市場株も上げた。

  • 新興市場通貨指数は0.6%高と4営業日上昇。9月以降で最長の連続上昇。
  • 新興市場株指数は0.7%高。素材株やエネルギー株がけん引。
  • トルコ・リラは1.7%高の1ドル=3.3897リラ。ユルドゥルム首相が8日に通貨にプラスとなる政策を発表する可能性があるとの観測が手掛かり。ランドは終値で11月9日以来の高値。インドネシア・ルピアは海外投資家が5日までの5営業日に同国債券を買い越したとの財務省の発表を受けて上昇。レアルは汚職捜査をめぐる政治的混乱の解決に向けて水面下での交渉が行われているとの地元メディアの報道で値上がりした。
  • ブラジルのボベスパ指数は0.5%高で終了

モビアス氏の見方

  テンプルトン・エマージング・マーケッツ・グループのマーク・モビアス執行会長は、トランプ次期米大統領が国内産業の競争力向上に向け通貨安を考えるため、ドル相場は来年に下落する可能性が高いとの見方を示した。アブダビで開かれたブルームバーグ・マーケッツ・モスト・インフルーエンシャル・サミットで発言した。

注目材料

  • 韓国の野党は朴大統領の弾劾手続きを予定通り推し進める構え
  • アラブ首長国連邦(UAE)のスハイル・エネルギー相は原油価格が下落すれば石油輸出国機構(OPEC)は再度行動すると語った。
  • インド準備銀行(中央銀行)は政策金利であるレポ金利を6.25%に据え置いた。

原題:Emerging Markets Rise Before ECB Decision Amid Export Outlook(抜粋)

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