米労働省が7日発表した10月の求人件数は前月を下回ったものの、依然高い水準を維持した。前月は上方修正された。

  10月の求人件数は553万件と前月の563万件(速報値549万件)から9万7000件減少。ブルームバーグがまとめたアナリスト予想の中央値は550万件だった。

  10月に雇用された労働者は510万人と、前月の512万人から減少。雇用率(全雇用者に対する月間雇用創出の比率)は3.5%で、前月から変わらず。

  自発的離職者は約299万人で、前月の305万人からほぼ横ばい。離職率(全雇用者に対する自発的離職者の比率)は2.1%で、前月から変わらずだった。

  解雇者は前月比ほぼ横ばいの152万人と、統計開始以来の最低水準に近い。

  バークレイズ・キャピタルのチーフ米エコノミスト、マイケル・ゲーペン氏は統計発表前に、「労働市場は米連邦公開市場委員会(FOMC)が12月の利上げに向けて求めた『さらなる進展』を十二分に果たしたと当社は確信する」と指摘。「雇用の伸びは、FOMCメンバーの大半がこのサイクルの現段階で容認できる水準を上回っている」と述べた。

  内訳を見ると、求人はヘルスケアと社会援助の分野で過去最高だったほか、貿易や運輸、公益でも増えた。一方、専門職やビジネスサービス、建設では減少した。

原題:U.S. Job Openings Remain Elevated in October, Near Record Level(抜粋)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE