クレディ・スイス・グループは、2つの部門の利益目標を下方修正するとともに、コスト削減規模を10億スイス・フラン(約1130億円)拡大させた。業績低迷でティージャン・ティアム最高経営責任者(CEO)は再び計画修正を迫られた。

  7日の発表によると、同行は海外ウェルスマネジメント事業とアジア部門の2018年税引き前利益目標をそれぞれ18億フランと16億フランに引き下げた。いずれも従来は21億フランを目指していた。また、営業費用のベースは18年までに170億フラン未満とすることを目指す。従来は180億フランとしていた。

  同行は発表文で「当行が直面している市場環境の逆風を踏まえ、利益目標の達成に向けては、収入の伸びよりも制御しやすいコスト削減の実現を重視する」と説明した。「市場環境が改善すれば、目標を上回る可能性もある」と付け加えた。

  ティアムCEOが昨年10月に発表した再編計画を調整するのは今回で2回目。今年3月にはグローバルマーケッツ部門で予想外の損失が膨らんだことを受け、年内の人員削減計画を上積みさせていた。

  ティアムCEOはこの日の電話会議で、アジアを含むウェルスマネジメント事業に重点を置く方針を再確認した。追加の人員削減についての詳細は述べなかった。

  チューリヒ時間午前9時10分現在、株価は4%高。

原題:Credit Suisse Steps Up Cost Cuts as Revenue Eludes CEO Thiam (2)(抜粋)

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