食肉生産で世界最大手、ブラジルのJBSの株価が6日のサンパウロ市場で5月12日以来の大幅上昇となった。新たな同社再編計画を国立経済社会開発銀行(BNDES)が支持したことが買い材料。同行は約6週間前に再編案を拒否したばかりだが、新計画は少数株主を尊重しているなどとして、賛成に回った。

  JBSは5日の届け出で、オランダ子会社JBSフーズ・インターナショナルをニューヨーク証券取引所で2017年上期に新規株式公開(IPO)する登録を同社取締役会が全会一致で承認したと発表済み。売上高全体の約85%を占める同子会社のIPOを通じ、JBSの株式および債券市場へのアクセスが改善され、資本コストは下がるだろうと、ウェズリー・バチスタ最高経営責任者(CEO)は6日説明した。 

  IPOで集めた資金は全て、債務返済に用いる。バンコ・イタウBBAのリポートによれば、JBSは子会社の株式30%をIPOで放出することで105億レアル(約3520億円)を調達する可能性がある。バチスタCEOは6日、IPOの規模や評価額の概算を出すには時期尚早だと投資家との電話会議で述べた。

原題:JBS Jumps on BNDES-Approved Plan for Unit IPO in U.S (2)(抜粋)

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