オーストラリア経済は7-9月(第3四半期)に過去約8年で最大のマイナス成長となった。政府支出の減少と輸入増加が影響した。統計発表を受けて、豪ドルは下落した。

  第3四半期の国内総生産(GDP)は前期比0.5%減少と、2008年以来の大幅な落ち込みとなった。予想は0.1%の減少だった。4-6月(第2四半期)GDPは0.6%増に上向き改定された。

  前年同期比でも1.8%増加にとどまり、第2四半期の3.1%増から大きく鈍化。市場予想は2.2%増だった。

  7月には豪州で総選挙が実施され、ターンブル首相率いる与党保守連合が僅差で勝利したが、政府支出と資源輸出は成長浮揚につながらなかった。

  TDセキュリティーズのアジア太平洋調査責任者アネット・ビーチャー氏(シンガポール在勤)は「われわれはテクニカルリセッション(自律的な景気後退)を話題にすべきではなく、10ー12月(第4四半期)にどのような回復が期待できるかについて話すべきだ」と指摘した。

  豪ドルはシドニー時間午後0時56分現在、1豪ドル=0.7430米ドルに下落。統計発表前の段階では0.7467米ドルだった。

原題:Australia’s Economy Shrank 0.5% Last Quarter; Currency Slumps
Australia Economy Shrinks Most Since ’08 Crisis; Currency Slumps(抜粋)

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