トランプ次期米大統領は保有株式を6月時点で全て売却した。報道官が明らかにした。新しい大統領専用機のコストをめぐって6日にトランプ氏による批判のツイートの標的となったボーイングの株式も手放していた。

  トランプ氏が5月15日に行った個人資産の情報開示によれば、5万-10万ドル相当のボーイング株を保有していた。同氏は6日、ボーイングに発注した大統領専用機「エアフォースワン」後継機の契約はキャンセルすべきだとツイート。「とんでもない」コストを理由に挙げた。

  トランプ氏の報道官ジェーソン・ミラー氏は6日午前の電話会見で、次期大統領がボーイングの株式を保有しているのかとの質問に対し、6月に売却したと答えた。ミラー氏はその後、ブルームバーグ・ニュースへのテキストメッセージで、トランプ氏が売却したのは全保有株だと説明した。

  トランプ氏の資産開示によれば、保有していた株式は最大3800万ドル(約43億円)相当で、ボーイング以外にシティグループアップルエクソンモービルフォード・モーターなどを持っていた。

  同氏は8月2日のフォックス・ビジネスとのインタビューで、「極めて良いタイミングで」保有株を手放したことを明らかにしていた。具体的な売却時期には触れず、「株式市場に大きく投資したことはない」とも説明した。

原題:Trump Sold All His Stocks in June and Doesn’t Hold Boeing (1)(抜粋)

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