6日のニューヨーク外国為替市場ではドルが上昇。午後に入り米10年債利回りが上げたことが手掛かり。ユーロとポンドは大きく下げる展開となっている。ブルームバーグ・ドル・スポット指数は上昇した。

  ドルに対してはポンドの下げが特に大きく、ロンドン市場での取引終了直後に1ポンド=1.2700ドルを割り込んだ。その後はポンドが日中安値に下げる中で、ユーロも対ドルで値下がりした。一方で円はこうした動きに影響されず、1ドル=114円付近を維持している。

  ユーロは一時上昇していたが下げに転じた。午後に入り一時1ユーロ=1.0700ドルを割り込む場面もあった。ポンドも一時は値上がりしていた。

  ニューヨーク時間午後5時現在、ドルは対円で前日比0.2%高の1ドル=114円02銭。

  トレーダーらはイタリア国民投票への対応を早々に済ませ、既に先を見据えている。為替市場の次の主な材料は8日の欧州中央銀行(ECB)政策委員会となる。金利などは現状維持が見込まれている一方、トレーダーらはドラギ総裁が資産購入プログラムを来年3月より先まで延長するかどうかに注目している。

  このほか市場では、レポ取引で担保として利用できる債券の不足に対応するためECBがどのような措置を講じるかにも注目が集まっている。  

原題:Dollar Gains as 10-Year Yield Reverses Drop; Pound Leads the Way(抜粋)
原題:INSIDE G-10: USD Up as 10Y Yield Reverses Drop; Pound Leads Way(抜粋)

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