米銀JPモルガン・チェースとバンク・オブ・アメリカ(BofA)は、10ー12月(第4四半期)のトレーディング収入増加を予想した。米大統領選を受けた市場の混乱や、金利・経済成長見通しの大きな変化が背景にある。

  JPモルガンのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は6日、ニューヨークで開かれた会議でトレーディング収入について、前年同期比で少なくとも15%増加すると述べた。またBofAのブライアン・モイニハンCEOも同イベントで、債券セールスおよびトレーディング収入が約15%増えるとの予想を示した。ただ同CEOはトレーディングの全体的な数字には触れなかった。

  米大統領選でドナルド・トランプ氏が予想外に勝利したことを受け、法人税引き下げや金利上昇、銀行規制の緩和への期待が高まった。

  会議でダイモンCEOはトレーディング収入について、「前年比で約15%増、もしくはそれをやや上回る伸びとなる。状況は明らかにずっと改善している」と指摘。その上で、JPモルガンの株価は大統領選後に急伸しているとし、トランプ氏の政策が「ビジネスを解き放ち」、景気を押し上げ、それにより融資が拡大するとの期待が背景にあると説明した。

原題:JPMorgan, BofA Chiefs Forecast Fourth-Quarter Trading Gains(抜粋)

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