6日の欧州株式相場は上昇。指標のストックス欧州600指数は2日間の上げ幅が米大統領選以降で最大となった。欧州中央銀行(ECB)の定例政策委員会を控え、銀行株が買われた。

  ドイツの最高裁判所は政府の脱原発政策により喪失した権利について電力会社が補償金を請求する権利があるとの判断を下した。これを受けRWEやエーオンなどの公益事業株が値上がりした。

  ストックス600指数は前日比1%高の344.57で終了。ECBが緩和策を延長するとの期待から、銀行株指数は6月以来の大きな上げを記録。イタリアのウニクレディトとメディオバンカの上げが目立った。

  IG(ロンドン)の市場アナリスト、クリス・ビューチャンプ氏はリポートで、「銀行に対する楽観が欧州株式相場を押し上げた。イタリアの銀行が何らかの形で救済されるとの期待感がある」とし、「これがリスク意欲を実際に高めるだろう」と指摘した。

  イタリアのFTSE・MIB指数は9カ月ぶりの大幅上昇。ストラテジストらはECBが8日の政策委員会で量的緩和プログラムを現行ペースで少なくとも6カ月延長する公算が大きいと予想している。

原題:Europe Stocks Boosted by Rally in Utilities After German Ruling(抜粋)

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