6日の香港株式相場は上昇。ハンセン指数は2週間ぶりの大幅な上げとなった。イタリアの憲法改正をめぐる国民投票で反対派が勝利したにもかかわらず、欧米で株高となった流れに乗った。

  ハンセン指数は前日比0.8%高で終了。ボラティリティ(変動性)の指数は1年半ぶりの低水準を付けた。5日のアジア株式相場は伊国民投票をめぐる懸念から下落していたが、欧州市場の取引開始までに株安の流れが反転。米株式市場でダウ工業株30種平均は過去最高値で引けた。

  第一上海証券のストラテジスト、ライナス・イップ氏(香港在勤)は、「イタリアのニュースが金融市場で大きな変動を引き起こさなかったことは、香港市場にとってプラスだ」と指摘。「相場は引き続き底堅く推移する可能性があるが、現時点での勢いはあまり強くない」と述べた。

  深圳・香港証券取引所の接続開始2日目のこの日も、同証取接続プログラムを通じた取引は低調だった。香港市場での買い越し額は約5億2000万元(約86億円)、深圳市場では19億4000万元。

  香港上場の中国本土株から成るハンセン中国企業株(H株)指数は前日比0.6%高で終了。本土市場では上海総合指数が0.2%安、深圳総合指数は0.2%高で引けた。

原題:Hong Kong Stocks Gain on Italy Optimism; Shenzhen Trading Slows(抜粋)

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