5日のロンドン金属取引所(LME)で工業用金属が軒並み上昇。銅は約1年半ぶりの高値で取引を終えた。米国の景気改善と中国の景気安定化の兆しを受け、需要が加速するとの観測が広がった。

  米供給管理協会(ISM)が5日発表した11月の非製造業総合景況指数は1年1カ月ぶりの高水準となり、財新伝媒とマークイット・エコノミクスが同日発表した11月の中国サービス業購買担当者指数(PMI)は50を上回り、活動拡大を示した。シティグループは供給過剰問題が解消され、大方の資源価格が来年、好調になるとの見通しを示している。

  LMEの銅相場(3カ月物)は前週末比3.3%高の1トン=5950ドルと、2015年6月以来の高値で終了。今年に入り26%上昇している。

  LMEの亜鉛は3.7%高の2766ドルで引けた。フィリピンで政府の検査後により多くの鉱山が操業停止となるとの懸念からニッケルも上昇。アルミニウムと鉛、スズも値上がりした。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の銅先物17年3月限は2.8%高の1ポンド=2.698ドルと、約1年半ぶりの高値を付けた。

原題:Copper Posts 17-Month High on Demand Bet as Citi Sees Strength(抜粋)

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