5日の欧州株式相場は上昇。イタリアで改憲の是非を問う国民投票が否決されたものの、指標のストックス欧州600指数はほぼ2週間ぶりの大きな上げを記録した。

  ストックス600指数は前週末比0.6%高の341.27で終了。自動車株や鉱業株の上げが目立った。イタリアの指標であるFTSE・MIB指数は上下に揺れる展開の後、0.2%安で引けた。国民投票の結果を受けて、レンツィ首相は辞意を表明した。

  FXCM(パリ)の市場アナリスト、シルバン・ロガナダン氏は、「『否決』は既に織り込まれていたほか、これは欧州連合(EU)加盟の是非を問うような市場にとって大きなリスクイベントではなかった」とし、「出遅れ感のある欧州市場が上昇するとの見方から、押し目買いが入っている」と語った。

  自動車関連株指数は4カ月ぶりの大幅高。フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)とルノーが買われた。

原題:European Stocks Rise as Traders Unfazed by Italian Vote Outcome(抜粋)

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