トランプ次期米大統領の将来の政策スタンスは「世界経済を脅かす単一要素としては最大のもの」とみられていることが、オックスフォード・エコノミクスの顧客調査で明らかになった。

  回答者の半数以上は急激な景気減速の可能性が過去3カ月間で高まったと判断。オックスフォードは顧客企業を含む約180社を対象に、世界経済におけるリスク認識について11月14-21日に調査を実施した。

  このうち27%は、トランプ氏が引き起こし得る貿易戦争が今後2年間の世界経済を脅かす最大のリスクだと回答。中国経済のより深刻な景気減速が最大リスクだと答えた23%を上回った。一方で、トランプ氏は世界経済の成長加速をもたらす可能性が高いともみられており、回答者の38%は同氏が掲げている新たな財政刺激策で米経済は大きく浮揚する可能性があると述べた。

  オックスフォードのマクロシナリオ責任者、ジェイミー・トンプソン氏(ロンドン在勤)は今回の調査結果に合わせて発表したコメントで、「世界経済見通しの著しい変化」を示していると指摘。「政策や政治の不透明感の度合いが異常に高まった現在、世界経済に対する最大のリスク要因は今や、上向きと下向きの両方において米政策スタンスであることは間違いない」と説明した。

原題:Trump Seen as Biggest Global Economy Risk, Oxford Economics Says(抜粋)

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