ユーロ圏の製造業とサービス業を合わせた経 済活動の拡大ペースは11月に加速し、年初来最高の水準に達した。政治 をめぐる懸念があるものの、企業は雇用を進めた。

IHSマークイットが5日発表した11月のユーロ圏総合購買担当者 指数(PMI)改定値は53.9と、10月の53.3を上回った。速報値の54.1 から小幅に下方修正されたものの、11カ月ぶりの高水準となった。 PMIは50を上回れば活動拡大を、下回れば縮小を示す。

イタリアは4日の国民投票が政治の不安定を招くとの懸念が広がる 中ながら、経済活動は9カ月ぶりの高水準だった。

マークイットのチーフエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は 「政治リスクを懸念するよりも、企業は事業拡大の準備を進めているよ うだ。雇用は過去5年間でも有数のペースで増えている」とし、「ユー ロ安が輸出に依存する製造業の伸びを後押ししている様子だ。サービス 業も堅調さを増しており、内需改善を示唆している」と語った。

11月のユーロ圏サービス業PMIは53.8と、10月の52.8から上昇し たが、速報値の54.1からは引き下げられた。

原題:Euro Area Gears for Growth as Companies Look Past Political Woes(抜粋)

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