トランプ次期米大統領は選挙期間中、メキシコでの自動車生産を計画している米フォード・モーターを厳しく批判してきた。同社のマーク・フィールズ最高経営責任者(CEO)は、トランプ氏が当選した現在、次期大統領が正しい政策を導入する限り、フォードは米国の雇用を守るために協力する用意があると表明した。

  フィールズCEOは2日、ミシガン州サウスフィールドにあるブルームバーグのオフィスでインタビューに応じ、「われわれが望む事柄は、非常にはっきりしている」と述べ、具体的には自由で公正な貿易を推進するために為替操作を抑制するルールや税制改革、自律走行車の安全ガイドラインを挙げた。

  同CEOはトランプ氏に連邦および州の燃費ルール緩和を働き掛ける方針だと説明。自動車メーカーは顧客需要で正当化をされる以上の電気自動車(EV)とハイブリッド車の生産を強いられており、利益が損なわれていると主張した。

  トランプ氏は選挙期間中、メキシコに生産を移そうとしているとフォードなどを名指しして非難。メキシコで生産された車に35%の関税を課す可能性を示唆していた。

原題:Ford Willing to Work With Trump If Policies Are Right: CEO (1)(抜粋)

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