11月28日から12月4日までの欧州中央銀行 (ECB)要人らの主な発言は次の通り(記事全文は発言者の氏名をクリックしてください)。

<11月30日>
ドラギ総裁(マドリードで講演):金融政策が各国政府に必要な構造改革を実行するための支援と余地を提供している。それぞれの国レベルおよび欧州レベルでの行動は、ユーロ圏各国の政府次第だ。

ドラギ総裁(マドリードで講演):(ECBの研究は)低金利がどちらかと言えば改革の実施を妨げるよりも後押しする。

ドラギ総裁(スペイン紙パイスとのインタビューで):(12月にQEの期間延長や月間購入の減額を決めるかとの質問に対し)政策委員会が決定することであり、その決定は12月8日の会合で行う。

<11月29日>
リイカネン・フィンランド中銀総裁(フィンランド紙カウパッレティとのインタビューで):トランプ次期米大統領が保護主義的な選挙公約を実行に移した場合、米国の通商政策の非常に大きな転換となり、長期的な影響は明らかにネガティブになるだろう。針路が転換されるとすれば、それは極めて大きな問題だ。

<11月28日>
ドラギ総裁(欧州議会で証言):金利への影響を測るには米新政権の政策を見極める必要がある。新たな状況についてまだイエレンFRB議長と協議していない。

ドラギ総裁(欧州議会で証言):地政学的な不確実性が今後数カ月にわたる不透明感の最大要因になることは明白だ。

ドラギ総裁(欧州議会で証言):ユーロ圏経済は世界経済と政治的不透明の悪影響にもかかわらず、緩やかながら安定した拡大を続けている。

ドラギ総裁(欧州議会で証言)きちんと設計され、(証券化の主体が継続保有する)リテンションリスクが適切であれば、証券化は与信フローの回復だけでなく、与信フローが実体経済に届く可能性に必ず積極的に貢献できると確信している。

ストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁(インタビューで):拡張的な金融政策が今後も続く可能性が高い。同じペースで一定の期間続けるか、ペースを落としてより長い期間続けるか判断する必要がある。テーパリングは現時点では危険な響きの言葉だ。なぜなら一定の期間にショックを引き起こす可能性があるからだ。現時点では誰もテーパリングを協議していない。非公式にもだ。

前週の発言録はここをクリックしてください。

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE