サマーズ元米財務長官は、ドナルド・トランプ次期米大統領がユナイテッド・テクノロジーズ(UTX)とインディアナポリス工場の雇用を維持することで合意したことを批判した。このトランプ氏の介入について、米国の資本主義からの危険な逸脱行為だと指摘した。

  クリントン政権で財務長官を務めた民主党員のサマーズ氏は、豊かで成功している国にはルールに基づいた資本主義の強力な土台があると主張。トランプ氏はこの伝統に従わず、「アメとムチ」を使ってUTXが子会社キヤリアの工場の雇用をメキシコに移すことを阻止したと同氏は指摘し、これを「その場しのぎの合意に基づく資本主義」と呼んだ。

  サマーズ氏は2日のブログで「大統領が国民が何を求めているか見当をつけ、それを国民に与えるよう企業に圧力をかけるのが良いことだという原則が確立されつつある」と指摘した。

原題:Summers Slams Trump’s Carrier Move as Threat to Capitalism (1)(抜粋)

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