2日の米国債相場は上昇。この日発表された11月の米雇用統計は強弱まちまちな内容となった。

  米労働省が2日発表した雇用統計によると、11月の非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比17万8000人増。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は18万人増だった。前月は14万2000人増と、速報値の16万1000人増から下方修正された。家計調査に基づく11月の失業率は前月から0.3ポイント低下し4.6%となった。労働参加率は2カ月連続で低下した。

  ニューヨーク時間午後5時現在、10年債利回りは前日比7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.38%。

  BMOキャピタル・マーケッツのストラテジスト、イアン・リンジェン氏とアーロン・コーリ氏は2017年の見通しに関するリポートで、「トランプノミクス」による景気押し上げ期待から米国債は売りが続き、10年債利回りは2.50%を越えた水準が続くと予想。30年債利回りについては、3.35-3.40%のレンジを試す展開となり、その後17年の末は3%付近になるとの見通しを示した。

  三菱東京UFJ銀行のエコノミスト、クリス・ラプキー氏はリポートで米政策金利について、当局は2019年4-6月(第2四半期)まで毎四半期0.25ポイントずつ引き上げていくとの見通しを示した。10年債については売りが続き、利回りは19年10-12月(第4四半期)に4.10%にも達すると予想した。

  フェデラルファンド(FF)金利先物市場に織り込まれる12月の利上げ確率は100%を超えている。

原題:Bonds Rise, Dollar Falls, Stocks Little Changed on U.S. Jobs(抜粋)
原題:UST 10Y Yield to Break 2.50% on Trump, End 2017 at 2.25%: BMO(抜粋)
原題:Fed to Hike Four Times, UST 10Y Yield to 3% Next Year: BoT-Mit(抜粋)
原題:Fed Fund Futures Continue Fully Pricing Dec Hike After Payrolls(抜粋)

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