永谷園ホールディングスは英国のフリーズドライ食品会社チョウサーフードグループの親会社のブルームコを、負債を含めて1億3000万ドル(約150億円)で取得すると発表した。海外市場での展開を加速する。

  9日をめどに全株式を永谷園HDが取得後、4割を官民ファンドの産業革新機構(INCJ)に売却する。取得資金は全額、三菱東京UFJ銀行からの借り入れで賄う。永谷園HDの発表資料によると、国内市場で競争が激化する中、人口増加が見込め、食の多様化が進む海外市場の展開を加速する。業績への影響は精査中だとした。

  INCJの発表資料によると、永谷園HDとチョウサーのそれぞれが持つ「先進的なフリーズドライ技術を持ち寄ることで新たな商品の共同開発が可能」になり、さらにチョウサーの世界的な販売経路を活用して顧客層の拡大が期待できるとしている。

  チョウサーはシリアルに含まれるフリーズドライフルーツなどを加工食品メーカーに提供しており、ウェブページによると米ケロッグ、米スターバックス、スイスのネスレなどと取引がある。

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