ウェルズ・ファーゴは付属定款を変更し、会長と最高経営責任者(CEO)の職務分離を義務付けた。支店での何年にもわたる無断での口座開設が全国的なスキャンダルに発展した後、同行は大半の米銀と一線を画することになった。

  アクティビスト(物言う投資家)や年金基金などの株主からの圧力を長く退けてきた銀行業界で今回の動きは重要な意味を持つが、ウェルズ・ファーゴの現在のCEOと会長の顔ぶれは変わらない。ジョン・スタンプ氏は議会から圧力を受けて10月に辞任するまで会長とCEOを兼務していたが、同月にティム・スローン氏がCEOに昇格し、スティーブン・サンガー氏が非常勤会長に就任した。

ティム・スローンCEO
ティム・スローンCEO
Source: Wells Fargo

  バンク・オブ・アメリカやJPモルガン・チェースはここ数年、会長とCEO職を分離しないよう株主の説得を続けている。主要米銀6行でウェルズ・ファーゴ以外に現在、会長とCEOの兼務させていないのはシティグループだけ。

原題:Wells Fargo Splits Chairman, CEO Roles After Account Scandal (2)(抜粋)

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