商品価格下落による鉱山業界低迷から1年足らずで、主要鉱山会社は多額の現金収入を得て投資家への還元に乗り出す。

  金属価格の回復に伴って株価が上昇しているだけではなく、低迷をきっかけとした資産売却とコスト削減により、グレンコアやヴァーレなどの企業は合理化が進み、収益性は高まっている。石炭や鉄鉱石などあらゆる商品の価格が高騰する中、アナリストらは鉱山会社の来年の業績予想を修正している。現金収入の増加に伴い、鉱山会社は債務の削減に重点を置きつつ、株式の買い戻しと配当引き上げに向け多額の資金確保が可能になる見通し。

  ジェフリーズのアナリスト、クリストファー・ラフェミナ氏はニューヨークから電話インタビューに応じ、「今年は生き残りと回復の年だった。2017年はキャッシュフローと利益の年だ。それが鉱山業界のテーマになるだろう」と指摘した。

原題:Mining Cash Pile Signals Investor Payday as Commodities Rally(抜粋)

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