米国とブラジルの当局は、中南米最大の建設会社オデブレヒトと関連会社ブラスケムが贈収賄禁止法に違反したとして25億ドル(約2900億円)の罰金を科す。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  検察当局によると、オデブレヒトとブラスケムは契約獲得のためブラジル石油公社(ペトロブラス)の関係者に賄賂を渡したとされる。関係者3人によれば、両社は米海外腐敗行為防止法(FCPA)に違反した罪を認める。決着にはスイス当局によるオデブレヒトの捜査も対象に含まれる可能性があると、関係者1人は語った。

  ブルームバーグ・ニュースは、汚職をめぐりオデブレヒトの幹部60人余りが司法取引を結ぶことに同意したと伝えていた。これを受け、オデブレヒトは1日、「不適切な慣行に加わっていたことを認識している」と文書でコメント。「大きな誤りだった。当社の原則に反するもので、誠実性と倫理の価値観を損なうものだ。当社はこのようなことが再び起きることを許さない」とした。

  複数の国にまたがる腐敗事件の捜査の決着で支払われる罰金としては過去最高となる見通し。関係者1人によると、大半はオデブレヒトからブラジル当局に支払われ、ブラスケムは約7億ドルを支払う見込み。これまでの過去最高は2008年にドイツにシーメンスに科されたもので、同社はFCPA違反で米当局に8億ドル、独当局にも8億ドルを支払った。

原題:Odebrecht, Braskem Said to Reach $2.5 Billion Bribe Accord (1)(抜粋)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE