重機メーカー最大手、米キャタピラーは、北米建設市場が低調で、不安定なエネルギー価格は大型投資を促すほど高くはない中、アナリストによる利益見通しは過度に強気との認識を示した。

  キャタピラーは1日の報告書でトムソン・ファースト・コールの2017年の予想を引用し「380億ドル(約4兆3300億円)の売上高に対して3.25ドルの1株利益予想は、逆風が見込まれる状況では楽観的過ぎるというのが当社の見解だ」と説明した。

  同社は10月、企業が緩慢な成長の中で購入を先送りしている状況を踏まえ、今年の売上高見通しを下方修正し、来年もあまり変わらないとの見通しを示していた。需要回復の中で経費削減努力が実を結ぶと期待され同社株は年初来で41%上昇しているが、5年にわたる業績低迷に見舞われた資源生産者は価格回復でも発注をまだ先延ばしている。

  ブルームバーグの集計したアナリスト予想データによると、来年の売上高は383億ドル、1株利益は一部項目を除いたベースで3.35ドルの見通し。キャタピラーはこの日、売上高予想の中間値として380億ドルは「妥当」との見解を示した。

原題:Caterpillar Says Analysts Too Bullish Amid Weak Construction (2)(抜粋)

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