自動車メーカー各社が発表した11月の米販売統計によると、総じて市場予想を上回り、このままいけば年間ベースで最多販売台数の更新も狙える位置につけた。月初は大統領選挙の影響で低調な滑り出しとなったが、感謝祭翌日の「ブラックフライデー」の値引きやその他販売戦略が奏功した。

  フォード・モーターは前年同月比5.1%増と、市場予想平均を大幅に上回った。ゼネラル・モーターズ(GM)は10%増。ピックアップトラック「シルバラード」やSUV「サバーバン」など一部車種については1万ドルを超える値引きを実施した。不祥事に揺れたフォルクスワーゲンも約1年ぶりに販売台数が増加した。

  一方でフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は市場予想を上回る減少となった。「ジープ」の販売台数が落ち込んだ。

  GMのチーフエコノミスト、ムスタファ・モハタレム氏は「すべての経済指標は米景気への楽観が増したことを示唆している」と述べ、「2017年に向けて米国の自動車販売は、引き続き過去最高かそれに近い水準を達成する可能性は十分にあると確信する」と述べた。

  調査会社オートデータによると、11月の米自動車販売は調整後ベースで年率換算1790万台。市場予想は1770万台だった。

原題:Automakers Top November Sales Estimates With Holiday Dealmaking(抜粋)

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