1日の欧州株式相場は3営業日ぶりに下落。高配当銘柄の下げが目立った。

  スイスの食品会社ネスレや英蘭系消費財メーカーのユニリーバなどの消費関連銘柄が大きく下げた。国債利回り上昇で、株式の投資妙味が減退したことが背景にある。一方、石油・ガス株は上昇し、2日間の上げ幅は6月以降最大を記録。鉱業株と銀行株も買われた。

  指標のストックス欧州600指数は前日比0.3%安の340.86で終了。一時は0.7%下げていた。前日は石油輸出国機構(OPEC)が減産合意に至ったことを手掛かりに上げたものの、週間ベースでは依然として下げている。12月は4日のイタリア国民投票をはじめ、投資家注目の政治経済イベントが相次ぐ。2日発表の米雇用統計に加え、欧米で中銀会合が控えている。

  シティ・インデックス(ロンドン)の市場アナリスト、ケン・オデルガ氏(ロンドン在勤)は「国民投票を前に投資家の間にはかなりの不安がある」とし、「OPEC合意で前日に相場が上昇したにもかかわらず、まだかなりのショートポジションがある。悪い結果なら株式の売りが膨らむだろう。明らかにボラティリティが高まる余地がある」と語った。

  個別銘柄では、スペインのポプラール・エスパニョール銀行が14%高と急伸。新聞発行を手掛ける英デイリー・メール・アンド・ゼネラル・トラスト(DGMT)は3%上げた。

原題:European Stocks Snap Two-Day Advance as Income Shares Decline(抜粋)

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