カナダの資産運用会社ブルックフィールド・アセット・マネジメントは、移動通信向け電波塔会社としてインド最大の上場企業であるバーティ・インフラテルの買収に向け独占交渉に入った。同社の企業価値を約110億ドル(約1兆2600億円)と評価する買収案をブルックフィールドがすでに提示したと事情に詳しい関係者が明らかにした。

  非公開情報であることを理由に匿名を条件に述べた関係者によれば、ブルックフィールドはバーティ・インフラテルの株式過半数を1株当たり約400ルピー(約670円)で取得する買収案を提示した。KKRとカナダ年金制度投資委員会(CPPIB)、ブラックストーン・グループから成る企業連合は少数株式取得を目指した提案を示していたという。バーティ・インフラテルは資産家スニル・ミタル氏が経営権を握る。

  関係者によると、最終合意にはまだ至っておらず、交渉がまとまらない可能性もある。ブルックフィールドとブラックストーン、CPPIB、KKRの担当者はコメントを控えた。バーティ・インフラテルの広報担当者もコメントしなかった。

原題:Brookfield Said in Exclusive Talks to Buy Bharti Infratel (1)(抜粋)

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