低金利がもたらす構造改革の「好機」逃すな-ドラギECB総裁が訴え

  • ユーロ圏各国の政府に呼び掛け-マドリードで講演
  • 政治的な不確実さが欧州を「支配」とスペイン紙に語る

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は11月30日、構造改革の断行に向け低金利がもたらしている「好機」を逃さないようユーロ圏の各国政府に訴えた。

  同総裁はマドリードでの講演で、「金融政策が各国政府に必要な構造改革を実行するための支援と余地を提供している」と指摘。「それぞれの国レベルおよび欧州レベルでの行動は、ユーロ圏各国の政府次第だ」と述べた。

  ドラギ総裁は失業を減らし労働市場への参加を高める改革が最終的に不平等を縮小させるとも強調。同日発行のスペイン紙パイスとのインタビューでは、ポピュリズム(大衆迎合主義)の台頭が統合進展を一段と難しくしており、政治的な不確実さが欧州を「支配」していると語った。

原題:Draghi Says Governments Must Reform as ECB Creates Opportunity(抜粋)

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