中国の製造業活動を測る政府の指数は11月に上昇し、2014年7月に付けた12年以来の高水準に並んだ。重工業の回復が勢いを増しており、インフレ期待の上昇が示唆されている。

  国家統計局が1日発表した11月の製造業購買担当者指数(PMI)は51.7と、前月の51.2から上昇。ブルームバーグが集計したエコノミスト調査の予想中央値(51.0)も上回った。同時に発表された11月の非製造業PMIは54.7。前月は54.0だった。PMIは50を上回ると活動の拡大を表す。

  財新伝媒とマークイット・エコノミクスが別途発表した11月の中国製造業PMIは50.9と、前月の51.2から低下した。

  今回の統計は低金利融資を追い風に、成長の従来からのけん引役が勢いを取り戻しつつあることを示す新たな結果となった。また、多くが国有の大企業が中小企業より好調なことが示された。

  項目別では購買価格指数が11年3月以来の高水準に達し、中国の生産者物価指数(PPI)が最近、12年以来のプラスに転じた後、インフレ圧力が高まってきている可能性を示唆している。

  北京大学HSBCビジネススクール(深圳)のクリストファー・ボールディング准教授は「基調的データを見ると重工業がけん引役であることはかなり明確だ」と指摘。「短期的にこれが成長を支える可能性はあるが、リバランスやレバレッジ解消の進展でないのは明らかだ」と述べた。 

  項目別指数では新規受注が53.2と、前月の52.8から上昇。輸出向け新規受注は50.3(前月49.2)、購買価格は68.3(同62.6) となった。一方、生産活動期待は55.5と、前月の58.5から低下し、7月以来の低水準。  

原題:China Factory Gauge Matches Post-2012 High as Large Firms Lead(抜粋)

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