コンテンツにスキップする

米国株:総じて下落、OPEC減産合意でエネルギー株は上昇

更新日時

30日の米国株は総じて下落。石油輸出国機構(OPEC)は原油生産を日量120万バレル減らすことで合意。8年ぶりの減産合意を受けた原油上昇に伴い、この日のエネルギー株は上昇した。

  S&P500種株価指数は前日比0.3%下げて2198.81。ダウ工業株30種平均はほぼ変わらずの19123.58ドル。ナスダック総合指数は1.1%下げて5323.68。

  ジョーンズトレーディング・インスティテューショナル・サービシズのグローバル市場ストラテジスト、ユーセフ・アッバシ氏は「この日は原油が大幅に上昇した。市場をけん引したのはエネルギー銘柄だ」と述べ、「減産合意に伴う前向きな追い風が吹くだろう」と続けた。

Vale SA Executives Ring The Opening Bell At The NYSE

ニューヨーク証取

Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

  エネルギー銘柄ではデボン・エナジーが15%、マラソン・オイルは21%値上がりした。

  ドイツ・ポストバンクの株式ストラテジスト、ハインツゲルト・ゾンネンシャイン氏(ボン在勤)は「減産合意は短期的には石油株の支援材料だ。ただし原油価格の上げは限定的だろう」と述べ、「トランプ次期米政権の政策は、選挙前に人々が心配していたよりは良好な方向へと向かいつつあるようだ。米国株にはまだ上昇余地がある」と続けた。

Energy Stocks' Volatility Edges Higher

  米国は月間ベースで上昇。主要な株価指数はいずれも最高値を更新した。トランプ次期米大統領が財政支出を拡大し、景気を刺激するとの見方が背景にある。S&P500種の月初来の上げは3.4%と7月以来で最大だった。

  金利先物市場が示唆する12月利上げの確率は100%。11月初め時点では68%だった。

原題:U.S. Stocks Drop Despite Energy Rally on OPEC Production Pact(抜粋)
Oil Jumps Most Since February on OPEC Deal as Treasuries Retreat(抜粋)

(見出しとリードを変え、第4段落以降を追加します.)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE