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欧州株:続伸、石油・ガス株に買い-OPECが8年ぶり減産で合意

30日の欧州株式相場は上昇。石油輸出国機構(OPEC)が8年ぶりの減産合意に至ったことを背景に石油・ガス株が買われ、指標のストックス欧州600指数は続伸した。

  原油高を好感し石油・ガス株指数は2カ月ぶりの大幅上昇となった。英タローオイルは13%上昇し、1年4カ月ぶりの高値を付けたほか、イタリアのサイペムは9.6%高と、4月以来の大きな上げを記録した。ストックス600指数は前日比0.3%高の341.99で終了。一時は0.7%値上がりした。

  12月4日にイタリアで行われる改憲の是非を問う国民投票も注目されている。同国株の指標であるFTSE・MIB指数は続伸し、この日は2.2%上昇。否決されたら政治不安が高まるとの懸念から28日には2カ月ぶり安値を付けていた。

  オッペンハイマー・ヨーロッパのセールス・トレーダー、スチュアート・サミュエルズ氏(ロンドン在勤)は「原油価格がこの日の相場上昇の追い風となっている」と述べた上で、「幾らか利益を確定した方がいいかもしれない。今週末のイタリアでの国民投票はより大きな問題だ」と語った。

  ストックス600指数は月間ベースでは0.9%上昇と、3カ月ぶりのプラスとなった。トランプ米次期大統領が財政支出を拡大するとの観測が支援材料。景気拡大から恩恵を受ける鉱業株や銀行株、保険株の上げが目立った。一方、公益事業株や電気通信銘柄などディフェンシブ銘柄は後れを取っている。

原題:Energy Producers Boost European Stocks After OPEC Output Deal(抜粋)

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