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FBIやCIAの監視権限拡大か、トランプ政権下で-阻止への動きも

  • 次期司法長官とCIA長官は共に監視強化を主張してきた
  • プライバシー保護団体や一部議員との攻防が予想される

米連邦捜査局(FBI)と国家安全保障局(NSA)、中央情報局(CIA)はトランプ次期政権と共和党が多数派の議会の下で監視権限が拡大される可能性が高く、プライバシー保護を訴える団体や一部議員から阻止を図る動きが出始めている。

  トランプ氏は法執行・情報当局人事で、まず司法長官にジェフ・セッションズ上院議員、CIA長官にマイク・ポンペオ下院議員をそれぞれ起用したが、両議員とも政府による監視・情報活動を2001年の米同時多発テロ後と同程度まで強化すべきだと積極的に訴えてきた人物だ。

  今後数カ月の間に、上院での指名承認公聴会の場や行政命令・法制化・訴訟の過程で攻防が予想され、トランプ政権と米アップルやグーグルなどのハイテク大手との関係を占うのにも役立つ見通しだ。トランプ氏は今年、予備選のキャンペーン中、アップルが「iPhone(アイフォーン)」の暗号解除を拒否した際に同社製品の不買運動を呼び掛けていた。

  インターネット・プライバシー保護団体「ディマンド・プログレス」のポリシーディレクター、ダニエル・シューマン氏は「既に過度の監視国家」となっている米国は「国民にやりたい放題できる」状態に近づいていると指摘した。

原題:FBI and NSA Poised to Gain New Surveillance Powers Under Trump(抜粋)

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